青春 Karate history ㉝『第1回国士会館全日本空手道選手権大会』にエントリーするも欠場…。正道会館は3階級完全制覇!

士道館の大会後は試合のダメージと痛めた脚の回復に努めました。勿論この間も指導は休まず行い行事のお手伝いにも必ず出席していましたよ。新人戦では審判をしながら戦う弟子達の姿にパワーをもらい仲間達とシュートボクシングの試合を観戦して刺激を受けたりしましたが、早く戦いたいという気持ちとは裏腹に中々思うように回復が進まず、結局エントリーしていた11月15日開催の『国士会館第1回全日本空手道選手権大会』は欠場する事になりました。大会を欠場するのはこの時が最初で最後でしたが悔しかったですね。この大会は軽量級、中量級、重量級の3階級で開催され軽量級に松本君、中量級に田前さん、重量級に玉城先輩達がエントリーしていました。一緒に出場していた士道館の大会で悔しい思いをしたその仲間達が今大会では大活躍し、結果各階級で全員が見事優勝し正道会館が全階級完全制覇を果たしました。更にその1ヶ月後の12月20日には『白蓮会館第3回全日本空手拳法選手権大会』が開催され重量級で柳沢さんが優勝しました。仲間達が次々と活躍する姿を目の当たりにして『自分は一体何をやってるんやろ?人の試合を応援している場合と違うで!』とセコンドで皆の応援をしながら思っていました。約2ヶ月程経過していたこの大会の後くらいから少しは良くなってきている実感が湧いてきました。年末には勤務先のエグザス新金岡のクリスマスパーティーで演武を行なう事が出来るくらいまでになってきていました。只、見た目の表面的な動きには出なくても芯にあるダメージは中々抜けきらず難儀していました。何とか年内に完治させておきたかったのですが1987年はこのような状態で年を越す事になりました。結局この年も初優勝する事は出来ませんでした…。



1987年11月8日新人戦会場
武澤さん松本君と審判のお手伝い
後輩達の試合を観て
パワーをもらう!
新人戦翌日の11月9日には
シュートボクシング大阪大会を
正道会館の仲間達と観戦
田前さん 佐竹先輩の弟さん
里中さん 佐竹先輩 私 
11月15日『国士会館全日大会』
正道会館が全階級完全制覇
真ん中は石井和義館長
私はセコンドで皆を応援…
軽量級(63kg未満)決勝戦
飛び後ろ蹴りを決める松本君
最後は左のミドルで
一本に仕留める
全試合一本勝ち!
軽量級優勝 松本栄治選手
中量級(63kg以上)決勝戦
容赦無い田前さんの厳しい攻め
これぞ倒す空手!
士道館の雪辱を果たした
中量級優勝 田前純三選手
私に代わりに急遽出場してくれた本来
軽量級の豊中支部の原和永
先輩が見事4位入賞!
私の欠場の紹介記事
漢字間違えられてますが…
重量級(73kg以上)玉城先輩は後に
プロレスラーとしても活躍する
松永光弘選手に圧勝
圧倒的強さで優勝!
重量級優勝 玉城厚志選手
12月20日『白蓮会館全日大会』
柳沢聡行選手が重量級優勝!
9月正道会館、10月士道館、11月国士会館、12月白蓮会館と1ヶ月1回のペースで
主要大会に出場の松本君 
当時では当たり前?
2回戦で士道館村井義治選手と対戦
流石に疲れが影響したのか試し
割り判定までもつれ込み惜敗
重量級優勝の柳沢選手と
軽量級優勝の白蓮会館井内選手
松本君を破った村井君は
軽中量級で準優勝
ここでも私はセコンドで
皆を応援する側でした…
1987年12月27日
勤務先のエグザス新金岡で
2日遅れのクリスマスパーティー
仲間達にも協力してもらい演武
四方割り
梶山佳哲さんが持ち手で協力
脚のダメージは跳び後ろ廻し
蹴りが蹴れるまで回復
演武後に皆で記念撮影
後列:梶山さん 中川 武澤さん 松本君 田前さん
前列:ピープル新金岡当時の教え子達
左端は後に顕修塾開設の故和田修司氏

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