青春 Karate history ㉛ 二度目の全日本大会!『第6回フルコンタクトオープントーナメント’87全日本空手道選手権大会』出場!

正道会館 第6回 フルコンタクトオープントーナメント
全日本空手道選手権大会
生撮り映像追加動画(※下の動画に生撮り映像を追加してますが追加映像部分は途切れ途切れです)


以前にアップしている映像

1987年9月6日『フルコンタクトオープントーナメント第6回全日本空手道選手権大会』が開催されました。第1~3回まで使用していた大阪府立体育会館が建替えの為、第4、5回大会の会場は守口市民体育会館でしたので私も府立体育館で戦うのは初めてとなります。先輩達の応援で第2、3回大会時には観客として会場で応援していて『いつかは自分もあの舞台で戦うぞ!』と心に決めていましたのでこの場所で戦える事がとても感銘深っかたです。新装となった会場はとても綺麗で全てに於いてスケールアップしていてテンションが上がりました!今回ゼッケン1番でしたので新装になった会場での初試合が私の試合となりますので、『絶対に仕様も無い試合は出来ない。必ずKOで仕留めるぞ!』とかなり燃えていました。一回戦は国士会館の東選手。あまり上背がない選手でしたから上段の膝蹴りを中心に攻め立て最後は下突きで一本を決める事が出来ました。大会後に石井和義館長から『中川を1試合目に持ってきて正解やった』といわれとても嬉しかった事を憶えています。この頃から館長は単純に実績だけで機械的にトーナメントを組むのではなく観客や試合の流れ等も考えて組んでいたように思います。選手は大変でしたが…(汗)。仲間達も無事1回戦を突破していたのですが、ここで波乱が起こりました。前年5位入賞し今大会も優勝候補の一人であった私の目標でもありライバルで親友の松本君が1回戦で無名の他流派本持克之選手に敗れてしまいました。これには私や仲間は勿論関係者全員驚きショックを受けました。真剣勝負に絶対は無いと改めて気を引き締めました。2回戦は真樹道場の強豪沖縄の安里選手と対戦しました。とてもテクニシャンで安里選手との試合はとても噛み合い楽しかったです。休む間もなくお互い技を繰り出し良い試合が出来ていましたが途中でハプニングが…。私のズボンが試合中に大きく裂け短パンみたいになってしまいました。今まで何で裂けたのか分からなかったのですが今回改めて当時の映像をよく観て38年振りに原因が解明しました。詳しくは下の写真をご覧下さい。見かねた石井館長が試合を一時中断してくれその間に履き替えました。(たしか玉城健治先輩が貸してくれたと思います)再開後も目まぐるしく一進一退の攻防が続く中、後半お互いにスタミナが切れかかっていた所で何とか力を振り絞って出したコンビネーションが上手く嵌まり勝つ事ができました。仲間達も無事二回戦を突破しました。そして3回戦は前年7位入賞し他流派の全日本大会や正道会館の地方大会で勝ちまくっていて優勝候補の一人でもある空手ファンなら誰もが知っている柳澤聡行選手との対戦です。今大会もここまで全てKOで勝ち上がりとてもKO率が高い選手で身体も私より一回り以上大きいので正直かなり恐怖心がありました。でも『気持ちで絶対負けない!』が私の信条ですからそれだけは見せられるよう戦おうと思いました!実際に戦ってみると予想以上に技が重たく一発一発が身体に染みました。でも何とか食い下がり本戦、延長戦引き分け。本戦、延長戦を引き分けれた事で『いけるかも?』と欲がでました。再延長戦は失う物は無いという気持ちでより積極的に攻めにいきました。映像では道着にかなり血がついて壮絶な戦いに見えますが見た目ほど痛みも感じず戦えました。正直差が無いと思いましたが再延長戦の判定は3-0で柳澤さんに上がり負けとなりました…が。ここで審判長でもある石井館長から僅差であるとの事で再々延長戦を命じられました。再々延長戦でかなり疲れているはずなのにとても高揚感を感じ幾らでも戦えるような不思議な感覚を体験しました。マラソンで言うランナーズハイのような感覚だったのでしょうか。こんな感覚は初めてでした。再延長が終了し自分的には『負けてはいない』と思いました。これで引き分けなら体重が10kg以上軽い私の勝ち…となりますが。判定は副審引き分け二本、柳澤さん二本、最後に主審が柳澤さんを指示し残念ながら敗退となりましたがとても満足感を感じる試合でした。勿論悔しかったのですが柳澤さんに善戦できた事は大きな自信となりました。決勝戦は前年同様4連覇が掛かっている川地雅樹先輩と初優勝を狙う佐竹雅昭先輩との対戦となり再々延長戦で佐竹先輩が川地先輩の牙城を崩し念願の初優勝を決められました。今大会では仲間の梶山さんや同年代の田上君が初入賞を果たした事で嬉しさと悔しさが入り混じった複雑な気持ちでしたが、自分も入賞に着実に近づいている手応えを掴めた収穫の多い大会だったように思えました。個人的にはこの第6回大会が新しい空手の大会という感じがしてレベルも高く一番好きな全日本大会でした。翌年からは舞台がリングとなり再延長戦からはグローブ戦が導入されるルールとなります。次回は他流派の全日本大会に初出場した時のお話を紹介したいと思います。

第6回全日本大会の
パンフレット
今大会は新しくなった
大阪府立体育会館での
開催となりました
旧会館と比べ全てに於いて
スケールアップした
大阪府立体育会館
仲間達も新装となった大阪府立体育会館
での試合に燃えていました
大会パンフに4連覇を狙う川地
先輩へ後輩代表としてエール
今大会ゼッケン1番で出場
1回戦は国士会館の東選手
初の第1試合で少し緊張しましたが
1本勝ちを収める事ができました
仲間達も無事1回戦を突破する中
前年5位で優勝候補の一人の松本君が初戦で他流派の本持選手に敗退。これには皆驚きショックでした。松本君の分迄頑張ろうと思いました!
二回戦は真樹道場の強豪安里選手
途中ハプニングが…膝蹴りを出し
たタイミングでズボンをつかまれ
その勢いで裂けてしまいました
見る見るうちに裂け目が
大きく広がり
短パンみたいになりました
ここで見かねた石井館長が
一時試合をストップ
試合再開後終盤お互いスタミナが
切れかけていましたが前蹴りから
掛け蹴り気味の
右の上段廻し蹴りに繋げ
最後は左の上段膝蹴りを決め
勝つことができました
そして3回戦は前年7位で
他流派全日本や正道地方大会で
勝ちまくっていた優勝候補の一人
柳澤聡行選手と対戦
当時の『現代カラテマガジン』に掲載された記事
パンフでは身長10cm、体重12kgの体格差がありましたが絶対に倒されない気持ちで戦いました
ローキックで攻める私
柳澤さんの強烈で重いハイキック
で思わず顔を背けてしまう
本戦、延長を引き分けた後の
再延長戦は3-0の判定で
柳澤さんの勝利でしたが
石井和義館長が僅差だと
言う事で特別延長戦を指示
延長時に負傷した私の肘からの出血でお互い血だらけですが傷は小さく痛みは全く無かったです
2-0からの主審の柳澤さん指示で
3回戦敗退となりました
負けが決りガックリと肩を落とす
梶山佳哲さんは3回戦大山靖浩先輩に勝利準々決勝で柳澤選手に敗れるも8位入賞を決めました!
田上君は3回戦まで勝ち上がって
きた本持選手をKOし松本君の
敵を討ってくれ5位入賞!
田前さんは3回戦で
気迫溢れる戦いをみせるも
玉城厚志先輩に判定負け
武澤さんも3回戦へ進出し
川地先輩に善戦も敗退
決勝戦佐竹先輩が再々延長戦の
末に川地先輩を下し初優勝!
仲間や後輩達から胴上げをされる
佐竹雅昭先輩
優勝佐竹雅昭、準優勝川地雅樹、3位今西靖明
4位柳澤聡行、5位田上敬久、6位玉城厚志
7位角田信朗、8位梶山佳哲
(敬称略)

過去の記事

心魂道場直轄道場教室稽古スケジュール(4月~7月)

※2025年4月2日時点での予定となります。今後予定が変更になる場合もございますので必ず直近の予 定でご確認願います。 南大阪本部 / 堺東教室(毎週水・土曜日)※2024年4月より南大阪本部/堺東教室合併:稽古日/週2

2025年度スポーツ安全保険の受付を開始致しました! 

時下益々ご健勝の事とお慶び申し上げます。2025年度スポーツ保険の受付を開始致しました。対象は心魂道場の直轄道場教室(南大阪本部、堺北支部、堺東教室、三国ヶ丘教室)となります。加入ご希望の会員様は申込書(少年部:全員に配