黄帯になってからは中上級クラスでの稽古が始まりました。やはり初級時とは雰囲気や緊張感も違い、いよいよ本格的に空手の修行が始まるのだとワクワクしました。初級クラスとは比べものにならない程激しく厳しい稽古内容になっていきましたが私は組手が出来る事がとても嬉しく毎回楽しかったです。
しかし当時はフルコンタクト空手用のサポーターの販売は無く、手とスネは何も付けずヒザだけバレーボール用のサポーターをスポーツ用品店で買ってきて使用していました。なので最初はよくスネを痛めました。特にスネの骨の横を痛めた時は中々治らず苦労しました。私が中学3年で青帯になった頃石井館長が開発したスーパープロテクターが完成しそれを着用し組手をするようになってからは怪我を気にせずに長時間組手稽古ができるようになり格段に組手レベルも上がったように思います。
その後、新人戦や学生大会ではプロテクターを着用して試合をするようになりました。
この頃は演武会も頻繁に行なわれていて私も瓦や氷を運んだりのお手伝いで積極的に参加していました。初めて瓦割やバット折り氷柱割りを間近で観た時は大興奮で、いつかは自分もやってみたいなと思っていました。

グローブ

レッグパッド

写真は佐竹先輩の強烈な膝蹴りこの頃の学生大会は入場が有料でしたが観客は満員で立ち見の人もいました

1回戦は上段廻し蹴りで失神KOを決め快進撃を続けるも
準決勝戦左ミドルで攻めるが
惜しくも敗退

廻し蹴りで一本勝ち!
第3位入賞を果たされました


この数年後に館内にあったスポーツクラブピープル新金岡で指導
する事になります

積極的に参加していました
(○印私、後姿中山師範)

観客が一杯で大盛況でした
生で観る演武に大興奮!