中川敬介 Karate History ③ 1982年11月1日正道館堺支部入門

今回は私が正道会館に入門した経緯をお話致します。もともと空手というよりもブルース・リーや松田優作が出ているアクション映画やテレビとかは好きでしたが、武道や格闘技としての空手にはそれ程興味はありませんでした。それは自分の周りで空手を習っていた子達はどちらかと言うと運動が苦手で弱い子が多く、『空手=実戦的ではなく弱い者がやるもの』と勝手に決めつけている所がありました。何回か空手や拳法の道場にも見学に行った事もありましたが、どの道場も先生が偉そうな割にやっている事は大したように思えず、興味や魅力を感じる事も無く入門する事はありませんでした。
しかしある頃、4歳上の兄が空手を習い始め、家で練習しているのを見たり相手をさせられている内にこの空手は今まで自分が知っているものとは明らかに違うなと感じました。後に知ったのですがそれは芦原空手だったみたいです。道場とは別に兄の友人のお姉さんが角田信朗師範と知り合いで友人と一緒に個人的に稽古を見てもらったりもしていたみたいでした。
その後、テレビで全日本大会を観て中山猛夫師範のKOシーンに衝撃を受けました。そしたらその空手道場が近くにあり既に同級生が通っていると知って堺東にあった道場に見学に行きました。ドキドキ、ワクワクしながら行ったのを今でもよく憶えています。厳しく怖いところだろうと覚悟していたのですが、予想に反して指導されていた先生(坂本健治先輩※第2回、第3回全日本大会7位)は空手衣の上からでも鍛え抜かれた筋肉が分かり見るからに強そうなのにとても親切に見学している私に気軽に声をかけてくれました。凄く激しい事をしているけど子供の自分にも分かる理にかなった丁寧な指導でとても優しい。「本当に強い人間ってこうなんだ」と自分が求めていたものが見つかった気がしました。自分の目には正道カラテがとても新鮮で魅力的に映りました。
その後、兄に入門する事を相談すると何故か「これからは正道館の時代やからお前はそっちに入門した方がええ。」みたいな事を言われた事を覚えています。(同じ道場でやるのが嫌なだけだったかもしれませんが・・・)その後、1982年(昭和57年)11月1日正式に入門し正道会館での空手修行が始まりました。

当時の道場生募集のポスター
月・水・土稽古がありました
堺東駅前銀座通り
の1本北側の
マルトミという服屋の
4Fにありました
現在はローソン
入会から約1年後には現在の瓦町公園の北側のビルの2Fに移転
この時の道場は広くてスタンド式のサンドバックがありいつも早くから道場に行って稽古していました。
入会時の会員証写真(中2時)

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2024~2025年末年始稽古予定のお知らせ

心魂道場各道場教室の2024~2025年末年始稽古予定を下記の通りご案内致します。 南大阪本部 ・稽古納め:12月21日(土)   少年部 18:15~19:30                             

心魂道場2024冬行事のご案内

・11月17日(日)   一般部昇級昇段審査会 会場:大浜武道館柔道場 13:00~(受付12:30~)・11月24日(日)   真正会 第2回西日本空手道選手権大会 会場:エディオンアリーナ大阪・12月1日(日)   

心魂道場各道場教室稽古スケジュール(11月~2025年2月)

※2024年11月4日時点での予定となります。今後予定が変更になる場合もございますので必ず直近の予 定でご確認願います。 南大阪本部 / 堺東教室(毎週水・土曜日) ※4月より南大阪本部/堺東教室合併:稽古日/週2回 1