第20回オープントーナメント
全日本空手道選手権大会
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【平成24年9月2日 ボディメーカーコロシアム(大阪府立体育会館)メインアリーナ】 |
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全結果は→コチラ |
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応援に来てくれた南大阪本部・管轄教室の道場生・関係者と一緒に。 |
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一般部でいつも一緒に稽古している仲間達と。
お世話になっているPCP代表の栗田興司トレーナー(石橋選手左側)、
足立接骨院院長の足立稔郎先生(石橋選手右側)も一緒に。 |
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南大阪本部開設以来初の無差別全日本大会入賞者誕生となりました。 |
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【南大阪本部所属選手上位入賞者】 |
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全日本デビュー戦以来3年振り2度目となる無差別全日本大会で6位入賞を果たすことができました。 |
意外に思われる方も多いと思いますが、南大阪本部開設以来無差別の全日本では初の入賞となります。 |
私自身現役時代は正道会館の全日本大会(当時は無差別)で勝つことを最大目標として稽古に励んでいました。 |
数多くの武道や格闘技の中から空手を選んだのは、無差別での戦いにより魅力(小よく大を制す)を感じた事が理由の一つ |
でもありましたので無差別全日本が復活した時から無差別の戦いで通用する弟子を育てたいという気持ちでやって |
きました。なので今回の結果自体は素直に嬉しく満足もしています。2回戦・3回戦共に稽古してきた事がしっかりと |
出来ていましたし戦いながら声(気合)も出し気迫の部分も良かったと思います。廻し崩しからの左上段廻し蹴りも |
だいぶタイミングが良くなってきました。倒せるあともう少しのレベルのところまできているように感じました。 |
ただ、厳しいと言われるかもしれませんが勝った占部選手、関川選手は実績もある強い選手ではあるのですが |
二人とも軽量級で茶帯の選手ですので正直もう少し効かすことができたらなという思いが残りました。 |
昨年の重量級王者土井一央選手との準々決勝戦は身長23cm体重20kgのハンデ差をどう克服するかが |
ポイントでしたが、予想以上に土井選手の動き、技術がレベルアップしていた事もあり作戦通りにはいきませんでした。 |
右に入る稽古はしっかりと積み良かったのですが右前蹴りが上達していた土井選手にはそれが裏目に出てしまいました。 |
全体的な印象は様子を見ている間に終わったような不完全燃焼ぎみの試合となってしましました。もっと積極的に |
攻めてほしかったところでしたが土井選手の圧力がそうさせてくれなかったのでしょう。今回は完敗です。 |
無差別で優勝するには野田選手、土井選手という超大型選手に勝たなければなりません。 |
来年、再来年のウエイト制で結果を残し3年後の無差別で優勝できるよう今からしっかりと稽古に励みたいと思います。 |
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2回戦 (VS占部大河選手)※1回戦はシード |
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3回戦 (VS関川和将選手) |
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準々決勝戦 (VS土井一央選手) |
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表彰式 |
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今大会は若手選手たちの活躍がとても目につきました。 |
入賞は逃しましたが総本部の伊藤蓮選手、埼玉南の谷川聖哉選手は共にまだ15歳で体格にも恵まれていますので
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真面目に稽古に励みさえすれば末恐ろしい選手となるでしょう!本当に期待しています! |
そして17歳でまだ緑帯でありながらこの無差別の大会で第5位入賞を果たした東大阪本部の合田隆一郎選手。 |
本当に素晴らしい戦いぶりでした。まだまだ荒削りなところもありますが、強い突きと何よりも闘争心が心に残りました。 |
私の高校時代は同年代で最高に強かった天才児松本栄治選手(現広島支部長)に追いつけ追い越せで頑張ってきました。 |
当時松本選手の強さを目の当たりにしてこの人には絶対勝てないと諦めていたなら今の自分は無かったと思います。 |
同年代の人たちは大変でしょうが次は俺の番だという気持ちで稽古に励んでほしいと思います。 |
そういった10代の選手達が成人になる頃にはどれだけ強くなっているのか今からとても楽しみにしています。 |
今大会上位入賞者8名中5名が総本部。残りの3名が北九州・東大阪・南大阪から各1名の入賞となりました。 |
北九州の東支部長も東大阪の後川支部長も副館長を兼任されていますがその役職に甘んじることなく |
空手の指導は勿論、自分自身も日々怠ることなく稽古に励んでおられる尊敬できる人間です。 |
こういった人の道場には過度のプロモーションをしなくても人が集まりいい弟子が育ちます。 |
指導者の中にはブログやフェイスブックの更新、自分のアピールに必死になっている人もいるみたいですが、 |
頑張るところが少し違うように思うのは私だけでしょうか?それよりも空手を大切に思い日々真面目に努力している |
指導者達を見習い、自分自身空手をしっかりと稽古し指導し一人でも多く立派な弟子を育てる事の方が大切だと思います。 |
(中川 敬介) |