心魂道場一般部昇級昇段審査会(後期)
(2023年11月23日 会場:心魂道場南大阪本部)
今回は7名中10代が4名20代30代40代が各1名という内訳でした。初審査の松田君、高校受験生ながら稽古も頑張っている野邑君、梅川さん、前回に続き受験の海野君、11年振りの受験となる松本さん。
それぞれ緊張しながらも力は出せていたと思いますが、もう少し元気(気合い)が欲しかったのが正直な気持ちです。そんな中で上級の二人は気合い技術共にレベルの違いをみせしっかりと稽古している事を感じさせてくれる素晴らしい内容でした。今回最年長であった金田2級(43歳)は仕事が急がしく中々これない時期もありましたが最近はコンスタントに稽古に参加できていてそれが動きに繋がり、特に約束組手の動きが非常に良かったです。東2級は少年部時代に黒帯は取得しましたが組手が苦手で一回も試合に出場する事はありませんでした。少年部卒業後一度は退会しましたが本人思うところがあって2年前に再入会しました。元々基礎はできておりトントン拍子に緑帯までいきましたが、少年部時同様に組手に対して苦手意識があり試合出場は躊躇しておりました。試合でも十分戦える力があると感じていた私や周りの先輩達からの助言もあり、今年4月にデビュー。4、6月の大会では入賞出来なかったのですが、その後も挑戦を諦めず稽古に励み大会経験を活かし、遂に11月の真正会西日本大会Bクラスで優勝を果たしました。少年部時代の欠けていたピースを埋めた事でかなり自信が付いたとみえ、審査でも堂々と落ち着いて動く事が出来ていたように思います。本人のやる気と良い環境があれば短期間でも自分自身を変えることが出来る事を証明してくれ嬉しく思います。この調子で黒帯迄ノンストップで駆け上がってくれる事を期待しています!